様々なタイプの乳頭の縮小手術をしていると、とても大きな乳頭を気にされてご相談に来られる方に出会うことがあります。
特に大きな乳頭になりますと径が30mm近くある方もいらっしゃいます。
ここでは巨大な乳頭を小さくする手術について症例紹介をまじえてお伝えしていきます。
乳頭縮小術をお受けになられた方の症例紹介やインタビューを掲載しております。
参考にされてください。
平均的な成人女性の乳頭の大きさは10mm前後が多く、どちらかというと10mmより大きい方の方が多い印象があります。
乳頭を小さくしたいというご相談に来られる方の中には20mm近い方も多いです。
20mmを越えてくるとかなり大きく、30mm近くなるととても大きいと言えます。
乳頭が大きくなる原因としては一般的にもともと大きいもの、アトピー性皮膚炎の掻把、授乳後の変形などがありますが、巨大な乳頭の場合はほとんどがもともと成長とともに大きくなったという場合です。
ですのでお若いころから悩まれている方がほとんどです。
きれいなおだんご型のかたもいますが、もこもこといびつな形であることも珍しくありません。
乳頭が極端に大きい場合、乳児の口に入らずに授乳が困難であることがあります。
その場合には搾乳をして哺乳瓶で飲ませたり、あるいは母乳で育てることを断念することもあります。
もし乳頭が大きくて授乳が難しくお困りであれば助産師さんにご相談されることをお勧めします。
巨大な乳頭をできるだけ小さくした症例をご紹介します。
お若いころから乳頭の大きさで悩まれていました。
今後授乳をすることもないということでできるだけ小さくしたいということでした。
右乳頭:径は約20mmあります
左乳頭:径は20mm以上あります
乳頭および乳頭の周りの乳輪部分にも凹凸(おうとつ)を認めます。
大きな乳頭をできるだけ小さくしました。
体積の変化として数十分の一程度にまでなっていると思います。
モントゴメリー腺(乳輪のぶつぶつ)の肥大もできるだけ目立たなくなるようにデザインしました。
乳輪にも傷がおよぶ状態でしたがそこそこ自然な形になりました。
ただし乳頭縮小術はどんな形にでもできるというわけではなく、元の状態と授乳の可能性があるかないかなどによっても大きさや形が変わってきます。
施術名:乳頭縮小術
副作用・リスク:
内出血、痛み、左右差、感染、傷跡の白抜け・盛り上がり、乳管の閉塞、血行不良による壊死など
費用:両胸25.3万円(税込み)
乳頭を小さくする手術を乳頭縮小術といいます。
乳頭が特に巨大であっても基本的には乳頭縮小術を行うことになります。
乳頭縮小術は乳管を温存する方法やしない方法など様々な手術方法があります。
一般的な乳頭縮小術については「乳頭縮小術」のページを参照されてください。
巨大な乳頭であっても小さくする場合には基本的には一般的な乳頭縮小術と同じ考え方で手術をおこないますが、巨大であるがゆえの特徴もあります。
巨大な乳頭を小さくしたい場合、ほとんどの方はかなり小さくしたいことが多いです。
しかしながら元々の乳頭の大部分が組織として失われることになるため乳管を温存できる量も少なくなってしまいます。
全く温存できないということはありませんが、元の数に比べると少なくなってしまいますので授乳機能も劣ってしまう可能性があります。
それでも巨大な乳頭をお持ちの方はほどほど小さくなればいいですという方は少ないのが現状です。また、ほどほどに小さくすることがデザイン上難しいこともあります。
乳輪に対して乳頭が大きい場合には乳頭を小さくすると同時に一部分を乳輪として整えることがあります。
その場合には縦方向の筒を水平方向の皮膚になるように形成するデザインをおこないます。
乳頭がとても大きい場合にはそれなりに工夫した手術を行う必要がありますが、手術後は基本的に一般的な乳頭縮小術と同じ経過をたどります。
「乳頭を手術をすることは大丈夫なの?」と思われるかもしれません。
乳頭の手術はいくつかのポイントを押さえて治療を行う必要があります。
乳頭縮小術の一般事項を「乳頭縮小術」のページに書いてありますので参考にされてください。
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