こちらのページでは手術によるおなかのたるみとりの説明をしております。
手術ではない方法で軽度のお腹のたるみを改善したい場合にはHIFUを利用した照射をご検討ください。
腹部の皮膚のたるみを取り除きたい場合には手術によって取り除くことができます。
一度伸びきってしまった皮膚は残念ながら戻りませんので見た目でどうしても困っている場合には取り除くことになります。
肥満に伴うたるみに関しては脂肪吸引と併用することもありますが、脂肪吸引をする場合は先に吸引をして経過をみて、実際に皮膚のあまりが気になったときに後日切除するということでも遅くはないと思います。
手術でたるみを取りたいと考える方のほとんどは以前に太っていて痩せたために皮膚が余ってしまってみっともないと感じてしまうというパターンです。
ある日から何かをきっかけにダイエットやジムに通って体造りを行うと見事に成功してよい体型になってきたにも関わらず皮膚のあまりが体型についてこずに恥ずかしいと感じることがあります。
その最終手段として余った皮膚を切除するという流れです。
手術では確実に効果が得られますが、過度の栄養摂取制限などを行っている最中に手術を受けるなどは全身的なリスクが高まりますので、体型も日常生活も安定した段階であらために治療を受けるかどうかを検討されるとよいです。
皮膚のたるみ具合によって切除の仕方が変わります。
お腹に対して水平方向に皮膚を切り取ります。
場合によってはおへその位置を変更します。
上下方向および水平方向に皮膚を切り取ります。
この場合に下腹部の皮膚のみをとると縦のシワが目立つことになるため、立体的にたるみをとる必要があります。
施術名:タミータック手術
副作用・リスク:出血、痛み、感染、縫合不全、肥厚性瘢痕、血腫など
費用:82.5万円~132万円(税込み)
スポーツジムに通って体重を落としたところ皮膚の余りが出てしまって気になるとのことでご相談に来られました。
縦方向にも横方向にも皮膚の余りがありましたので全体的に皮膚の余りを取り除くことにしました。
ただ単に水平方向に皮膚を切除すると縦のシワが目立ってしまいますので縦方向、横方向のバランスをみながら術前にデザインを行います。水平方向の傷は下着に隠れるようにデザインしています。同時にヘソも形成しております。
ダイエットをしたことによってやはり下腹部を中心に皮膚の余りが目立った症例です。
座った時に太ももに下腹部の皮膚が乗ってしまうのが特に恥ずかしいということでした。
できればシワもなくしたいということで下着に隠れる場所で皮膚を切除しまいた。
今回の症例はどうしてもへそを移動しないとたるみが取れない症例でしたが、もとのヘソがあった部分を完全に含めて下腹部で切除できるほどは皮膚を取り除くことができませんでした。
したがって縦の傷が残ってしまいました。
縦方向のたるみがもっと強いともともとのヘソの部分の皮膚も取り除くことができ、縦のきずを作らなくてよい場合があります。
あるいは下腹部の横の傷をもう少し上の方に持ってきても気にならない場合には縦のキズを作らなくてすむことがあります。
例外を除いて手術当日に歩いて帰宅できます。
手術後1~5日のときにドレーンという傷口に置いてある細い管をとりのぞきます。
その翌日よりシャワーが可能です。
約1週間で抜糸をします。
抜糸後は浴槽への入浴が可能となります。
術後より最低2週間は腹巻またはガードルを装着します。
傷痕は徐々に薄くなっていきますが、3~6ヶ月は赤い状態です。
腹部周辺の感覚の鈍さなどがでることがあります。(数か月で回復してくることが多いです。)
(ご遠方の方は症状によっては術後1週間程度近くのホテルに泊まっていただいた方がよいこともあります。)
糖尿病をお持ちの方は感染のリスクが高く、縫合不全の可能性が高まります。
高度の肥満の方は痩せて皮膚が余っているだけの方に比べると縫合不全の可能性が高まります。
したがって、肥満の方はたるみ取りの手術はお勧めしません。
痩せてからのたるみ取りがよい適応となります。
血液をサラサラにする薬(抗血小板薬、抗凝固剤など)を内服されている方は1~2週間前から内服を中止する必要があります。
手術後に細菌感染が発症する可能性があります。その場合、抗生剤の継続投与や排膿を促す処置などが必要になることが考えられます。
皮膚の下での出血にともなって血液がたまってしまうことがあり得ます。
傷口にドレーンという管をいれ、できるだけ手術部分に血液がたまらないように外に出すようにします。
出血量が多い場合、貧血となることも想定されます。
傷のつきが悪いと部分的に傷が開くことがあり得ます。
縫合不全が起こった場合には軽度なものは軟膏処置などで収まりますが、大きなものの場合には再縫合処置などが必要なこともあり得ます。
傷跡が過剰に盛り上がって治る可能性があります。
価格は全て税込み価格で表示しています。
価格 | |
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手術費用 | ¥825,000~¥1,320,000 |
(症状によっては治療をお引き受けできないことがまれにあります。) | |
術前採血検査 | ¥11,000 |
静脈麻酔費用 | ¥22,000 |
内服薬 | 無料 |
ガードル (当院で準備する場合) | 1着¥22,000 |
(症状によっては全身麻酔(¥110,000)が必要な場合もあります。) |
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