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眉間のシワの原因とヒアルロン酸・ボトックス注射による予防・改善について

朝起きて鏡をみると眉毛の間に縦に強いシワがついていることに気づくことがあります。
寝ているときに無意識で眉をひそめているからです。

眉をひそめる癖があると眉間(みけん)にシワがより、だんだんシワが固定されてしまい、ついには眉をひそめなくてもずっとシワがある状態になってきます。

眉間にシワがあると険しい表情となりあまり良い印象ではありません。

男性の場合はそれでも渋さがあるようにも見えますが女性の場合には優しい雰囲気から遠ざかったしまうためできれば眉間のシワはない方がよいと考えられる方が多いです。

眉間のシワが常にあると夕方にはファンデーションがシワに食い込んでしまい、より目立ってくるようになります。

そんな眉間のシワに対して予防方法や改善方法についてお伝えします。

眉間のシワ治療の症例紹介

術前

ヒアルロン酸+ボトックス注射
2週間後

眉間に縦のシワができる理由

眉間のシワは険しい顔をしたときに眉毛と眉毛が寄ることによって出てきます。
つまり感情に依存して出てくるシワと言えます。
眉毛と眉毛が寄るのは筋肉の作用によります。
眉毛を寄せる専門の筋肉が人間には存在し、「雛眉筋(すうびきん)」といいます。
この雛眉筋を意識的あるいは無意識のうちに収縮させて眉毛が寄り、縦にシワが出てしまいます。

≪参考≫
眉をひそめるのは表情の一つであるというのが通常の説明になりますが、本人の意図とは関係なく眉毛を寄せてしまうことがあります。
まれですが眉をひそめる原因の一つに「眼瞼けいれん」があります。
眼瞼けいれんは眼輪筋という瞼を閉じる筋肉の意図しない収縮(頻回のまばたき)ですが、同時に眉毛をひそめることがよくあります。
そのようの状態の場合にはまずは眼瞼けいれんの検査、治療を検討する必要があります。
眼瞼けいれんは眼科専門医などを受診する必要があります。

メモ:眉間のシワに関わる筋肉について

眉毛を寄せる筋肉は「雛眉筋(すうびきん)」という筋肉ですが、眉毛を下げる作用を持つ「眉毛下制筋(びもうかせいきん)」という筋肉と鼻根部の鼻根筋(びこんきん)も若干眉間のシワに関与しています。

ただし、これらの筋肉を意識的に使い分けることは不可能で、大体の場合は同時に使われています。

眉間のシワに関わる筋肉
  • 雛眉筋(すうびきん)
  • (眉毛下制筋)
  • (鼻根筋)

眉間のシワを作る筋肉は本来の機能は「まぶしさ」を軽減することにあります。
まぶしいときにまぶたと眉毛をひそめて目に入る光の量を調節することにあります。

筋肉の発達には個人差があります

眉間のシワを作っている眉毛を寄せる筋肉はその発達具合に個人差があります。
眉毛を寄せる癖が強い方は筋肉も発達しているように見えます。
筋肉が発達しているとシワのみならず筋肉の凹凸も影として目立つこともあります。
筋肉の凹凸が目立つ場合には、シワの治療と同じようにある程度隠すことができます。

眉間の縦のシワの種類

眉間の縦のシワの出方はいくつかのパターンがあります。
大きく分けると真ん中に一本出る場合と「ハの字」に二本出る場合があります。

眉間の真ん中に一本強いシワがあります

眉間に「ハの字」のシワが二本あります

眉間のシワと紛らわしいシワ

眉間のシワというと通常縦に入るシワのことを言いますが、ときどき鼻の横ジワも眉間のシワと表現されることがあります。
このシワは「鼻根部(びこんぶ)のシワ」として区別されます。
鼻根部のシワは鼻根筋(びこんきん)という筋肉の動きに伴って出るシワで雛眉筋(すうびきん)とは違い縦方向に縮む筋肉になります。
したがってシワは横方向にでます。

眉間のシワの重症度について

ごく軽度の眉間のシワ

固定ジワはほとんどなく、表情があるときのみシワが目立つ

中等度の眉間のシワ

固定ジワが出始めている
無表情でもシワがある

重度の眉間のシワ

無表情でも強いシワが固定している

眉間のシワの予防

どのようなシワにも言えることですが、強いシワができる前にむしろ予防した方がのちのちのことを考えると有利になります。

シワは出てきて初めて気になるものですができれば深い固定ジワになる前に予防することが重要です。

とくに眉間は表情ジワから固定ジワへと変化する場所なので表情ジワを強くさせないことが眉間のシワの予防につながります。

険しい表情をできるだけしない

眉間のシワは眉毛を寄せなければ基本的にはシワは出ないものです。
日常的に眉毛を寄せる方の方がシワは強くなりやすく、眉毛を寄せない方の方がシワは出にくくなります。

できるだけ穏やかな表情で生活をした方が結果的にシワも増えにくいのです。

とはいっても限界があるのは想像に難くありません。

ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)

表情を意識的に制限することはとても難しいことです。
そこで強制的に一部の筋肉の動きを緩めてしまえば意識せずとも眉毛の動きを制限できます。
その代表がボツリヌストキシン注射です。

ボトックス注射という商品名が最も有名なものになります。

ボトックス注射は眉毛を寄せる雛眉筋(すうびきん)を狙って注射をすることで動きを制限することができます。

表情ジワの段階で注射をしておくと固定ジワへの移行を防ぐことが可能です。

「眉間にテープを貼って寝ています。」

眉間のシワのご相談をいただく方の中で寝ているときに無意識のうちに眉をひそめる癖があるのでテープを貼って寝ていますという方にときどき出会います。

寝ているときの表情はいかんともしがたいことなので納得です。

ボトックス注射を実施すればその必要性はほぼなくなります。

眉間の縦のシワの治療方法について

眉間のシワの治療方法は大きく注射と手術に分けられます。

ほとんどの場合は注射による治療を行います。

ヒアルロン酸注入・コラーゲン注射

眉間の強いシワ、特に無表情の時にも存在している固定ジワになっている場合には物理的にそのシワを何かしらの注射で埋めてあげる必要があります。
その代表的なものがヒアルロン酸注射になります。
実際の注入の仕方は細い針で実際にシワにさして埋める場合と、シワの少し深いところからふんわり持ち上げてシワを浅くする方法があります。
ドクターごとに打ち方には差がありますが、それぞれの症状に合わせて注射を行います。

症状が強い場合には2回、3回と追加で注射をするうちに症状の改善度が高まることがあります。
一回だけでは完全に消せなかったシワが繰り返しの治療でほぼ完全に消えることもあります。

また、ヒアルロン酸と同様にシワを埋める目的でベビーコラーゲンを注入することもあります。

ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)

眉間のシワが軽度から中等度のシワ、特に無表情では目立たないけれど日常生活レベルの表情ではときどきシワが目立っている場合、またはこれから強いシワになってしまいそうな場合にはボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)はとても有効です。

眉間のシワに対してボトックス注射は大変有効ですが、ときどき表情の変化を気にされることがあります。
また、二重の幅が弱冠狭く見えたり眉毛の外側が上がりがちになったりといった変化がでることがあります。
その辺が気になる方は少なめのボトックス注射で敢えて弱い効果にとどめておくこともよい方法です。

その逆に、ボトックス注射をビタッと効かせて眉毛をピクリとも寄らないようにしたい方もいらっしゃいます。
ボトックス注射も慣れてくるとそのような好みが出てくることも珍しくありません。

ボトックス注射の限界は深く入った固定ジワには難しいという点です。
この場合にはボトックス注射に加えてヒアルロン酸注射を併用するなどして対処する必要があります。

雛眉筋(すうびきん)の部分切除

通常の眉間のシワ治療と言えばほとんどの場合は注射による治療ですが、実は手術によって眉間のシワを出にくくする方法があります。

具体的には雛眉筋(すうびきん)を部分的に切除します。
たとえばまぶたのたるみを眉毛の下で切除する眉毛下切開法(びもうかせっかいほう)を行うと同時に雛眉筋を一部切除したり、あるいは額のシワを髪の毛の生え際で切開して皮膚を切除するときに同時に雛眉筋を部分的に切除したりできます。
また、雛眉筋切除を単独で行うことはむしろほとんどなく、他の手術と同時に行う場合がほとんどです。

雛眉筋の中を額の感覚をつかさどる神経が走っているためやたらめったら取れません。
神経の存在にできるだけ注意しながら部分的に切除します。
雛眉筋切除の限界は

  • 皮膚自体にシワが刻まれているとそれを無くすことはできません。
  • 筋肉を全部取ることができないので筋肉の動きが復活してくることがあります。
  • 額の感覚が鈍くなることがあります。(多くは一時的です。)

眉下切開法についてはこちら

ヒアルロン酸注入にボトックス注射を併用するメリット

眉間をシワの治療を注射で行う場合、ヒアルロン注射やボトックス注射のみをおこなうこともあれば、それらを同時に注射することもあります。

ヒアルロン酸注射を単独で注射すれば直後からシワは浅くなりますが、眉間の動きは無くなりません。
眉間の筋肉の動きは強いため、やがてまたシワがでてきます。

そこで、ヒアルロン酸注射に加えてボトックス注射も併用するとシワが浅くなると同時に、筋肉の動きも弱まるため、その効果が長続きしやすいというメリットがあります。

眉間のシワ治療の流れ

ここでは注射による眉間のシワ治療の流れについてお伝えします。

  1. 症状を確認して必要な注射を評価します。
  2. 必要があれば局所麻酔を少量使用します。
  3. ヒアルロン酸の注射の仕方とボトックス注射の打ち方は違いますのでそれぞれの打ち方で注射を行います。
  4. 直後は針穴の赤みと、部分的な盛り上がりが確認できます。
  5. 注射直後からは特別なケアは必要なく終了となります。

注射の痛みと麻酔について

注射は細い針を使用した施術になります。
相応の痛みがありますが、ほとんどの場合は麻酔をする必要はありません。
ヒアルロン酸の多くの種類のものには麻酔成分が含まれています。
どうしても痛みが怖いという場合には局所麻酔、塗る麻酔、鼻マスクによる笑気麻酔などを併用することが可能です。

眉間のシワ治療の施術後経過

ヒアルロン酸注入・コラーゲン注射

眉間のシワにヒアルロン酸注射またはコラーゲン注射を行ったとき、直後は針穴のところがぽつぽつと赤くなっています。
この赤みは2~3日間程度存在しています。
内出血が出た場合には1~2週間程度眉間部位に赤紫から黄緑色の色がつきますのでファンデーションなどで隠していただく必要があります。
術後の痛みは翌日以降ほどんど感じないことが通常です。

ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)

ボトックス注射直後は注射したところが蚊に刺されたように盛り上がる場合があります。
この盛り上がりは2~3時間程度でなくなります。
ときどき注射部位に小さな内出血が起きることがあります。
その場合にはヒアルロン酸注射と同様にファンデーションで隠す必要性がでてきます。
また、ボトックス注射は効果が出始めるのに3~5日程度かかり、2週間程度で安定します。

雛眉筋(すうびきん)の部分切除

雛眉筋切除を単独で行うことは少ないため多くは眉毛下切開法か額のリフト術との併用で行います。
ですので、手術後の経過はそれらの経過とほぼ変わりません。
雛眉筋切除を行うと術後から眉毛を寄せる動きが弱まります。
ただし、若干回復することがありますのでそれらの評価には6ヶ月程度を要します。

眉間のシワ治療の効果の持続期間

ヒアルロン酸注射の持続期間は約半年程度と言われます。
ただし、眉間の動きが強い場合にはそれよりも短いこともあれば、人によっては1年以上経っても効果が持続していることもあります。
ボトックスとの併用で持続期間が伸びることが期待できます。

ボトックス注射は半年でほぼ完全に効果がなくなります。最も効果が効いているのは2ヶ月程度です。そのあとはゆっくり筋肉の動きが回復傾向となります。

眉間のシワ治療の留意点(あり得る副作用・リスク・合併症)

血行障害

ヒアルロン酸注射の場合、特筆すべきことは血行障害の報告です。
ヒアルロン酸注射による血管の閉塞により眉間の皮膚が壊死してしまったり、失明が起こったりといったことが世界の学会などで報告されています。

極めてまれな合併症ですが視力障害はとても重篤ですので専門機関への搬送が必要となることがあります。

その他の副作用などについては「ヒアルロン酸注射の安全性と危険性」のページをご覧ください。

表情の違和感

ボトックス注射を眉間に行った場合、眉間付近の眉毛が上にあげづらくなり、二重の幅が狭くなることがあります。
また、相対的に眉毛の外側が上がりがちとなり眉毛の形がきつくなることがあります。
眉毛の外側が上がった場合にはボトックス注射の追加で改善されますが、二重の幅の狭さは改善が難しいです。
この場合はボトックスの効果が弱まるのを待つ必要があります。
感覚的な違和感は約1ヶ月程度で慣れてくることが多いです。

眉間のシワ治療の費用

価格は全て税抜価格で表示しています。

ヒアルロン酸注射
価格

0.5cc ¥30,000

ボツリヌストキシン注射(ボトックス注射)
価格10単位 ¥18,000
ベビーコラーゲン注射
価格1cc ¥120,000
0.5cc ¥70,000
雛眉筋(すうびきん)部分切除
眉毛下切開法または額リフトと同時に行います。
価格+¥100,000