乳頭縮小術を保険診療で受けることができるかについてお伝えします。
乳頭縮小術はどの医療機関であっても保険の適用にはなりません
乳頭の形に関する手術は乳頭形成術と言われます。乳頭形成術で保険が適応になるものは限られます。
これらは医科診療報酬点数表で明確に定められています。
乳頭が乳輪の中に埋もれてしまっているものを陥没乳頭と言います。
その中で、授乳に障害がある陥没乳頭は手術が必要となります。
この場合、陥没乳頭形成術を行います。
陥没乳頭形成術は保険が適応になります。
乳がんなど悪性腫瘍の手術で乳輪・乳頭を切除することがあります。
それに伴い、乳房をたとえばお腹の皮膚・筋肉や背中の皮膚・筋肉を使って作ることがあります。
これを乳房再建と言います。
この乳房再建術を行ったあと、乳輪と乳頭を形成します。
この乳頭形成術には保険が適応されます。
単なる美容的な観点での乳頭形成術は保険給付の対象とならないとされています。
乳頭の大きさで悩む場合、乳頭縮小術を行いますが、整容目的であるため、保険適応(適用)にはならないという結論になります。
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