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ほうれい線に対するヒアルロン酸注入について

鼻の横から口横にかけてのシワ・影のことを法令線(ほうれいせん)といいます。
法令線は年齢を最も感じさせる影の一つです。
目の下の影、法令線、口角の影(マリオネットライン)が最も分かりやすい顔の影で、やはり気になる方は大変多くいらっしゃいます。
ここではヒアルロン酸による法令線の解消についてお伝えしていきます。

法令線という言葉の由来

法令線(ほうれいせん)は医学用語で鼻唇溝(びしんこう)と言います。
英語ではnasolabial foldといい、その和訳が鼻唇溝となります。
法令線は中国の面相学で法令紋という言葉から来ています。
日本では一般的に法令線といういい方が定着しているようです。

注入前

注入後

注入前

注入後

ほうれい線のヒアルロン酸注入
価格(税別)

1cc ¥60,000

モニター様価格(税別)

1cc ¥48,000

目次

  • ほうれい線について
    ・法令線はなぜできる?
    ・年齢に関係なく存在するほうれい線について
    ほうれい線のシワと影の違い
  • ほうれい線に対するヒアルロン酸注入について
    ・効果について
    ・向き・不向き
  • ほうれい線に対するヒアルロン酸注入の実際
    ・注入時の痛みと麻酔について
    ・注入の流れ
    ・ヒアルロン酸の種類
    ・ヒアルロン酸の注入量
    ・注入後の痛み・腫れ・内出血
    ・効果の持続期間
  • 知っておくとよいこと
    ・ほうれい線治療の三つのアドバイス
    ・ヒアルロン酸注入の留意点
    ・あり得る副作用・リスク・合併症

ほうれい線について

ほうれい線はなぜできる?

年々深くなっていく法令線はなぜ起きるのでしょうか。

一つは頬の前側のふっくらした脂肪の層が加齢とともに痩せて緩んでくることが原因です。

(このことを医学用語でmalar fatの委縮・下垂と言います。)

もう一つは頬の前側付近の骨が痩せて窪む傾向にあります。

それらのことによって法令線は目立ってきます。

若いときから法令線がある!?
年齢に関係なく存在するほうれい線について

法令線は一般的に年をとるとともに出てくる影として認識されることが多いですが実は幼少期のときから存在することも珍しくありません。

頬の組織のつき方や骨の奥まり具合によってはもともと存在していることもあります。

ただしそういった方は加齢とともに目立ちやすいのも事実です。

ほうれい線のシワと影の違い

法令線ははじめは影のみがある状態ですが、影がやがて重力で固定され始めるとシワとなって皮膚に線がはいってきます。

通常はこの影と線をわざわざ分けて考えることはないと思いますが、固定シワが入っている場合には影を浅くするだけではシワ自体が残ることがよくあります。

その場合には影を浅くするということと同時にシワもできるだけ消すようにする必要があります。

中にはシワのみ気になっていて影を気にされていないという方もいらっしゃいます。

ほうれい線に対するヒアルロン酸注入について

ほうれい線に対するヒアルロン酸注入の効果について

法令線に対する治療として最も行われているのはヒアルロン酸注入だと思われます。

  • ヒアルロン酸による注入でを浅くします。
  • 必要によっては線のように入ってしまっているシワを浅くします。

ほうれい線に対するヒアルロン酸注入の向き・不向き

鼻の周りの骨格が奥まっている場合

ほうれい線部分の骨格が奥まっている

ほうれい線の片側に1ccずつヒアルロン酸を注入するも、影の改善度が乏しい

法令線の症状には骨格の要素による個人差があるとお伝えしました。

その要因が大きく影響しますが、法令線に対するヒアルロン酸注入での向いている方と限界が出やすい方がいらっしゃいます。

法令線に対するヒアルロン酸注入の効果が出やすい方はもともと鼻付近の骨格が奥まっておらず、法令線が元々なかったけれども少し出てきた方です。

そのような方は骨格に影響されることがないためヒアルロン酸による影の軽減がダイレクトに出てくれます。

一方、限界が出やすい方は奥まった骨の上に頬が乗っかっているような方です。

お若いときからその影が存在、年齢とともにかぶさりが強くなっている場合にはなかなか注入でその影を浅くすることが難しくなります。

ほうれい線に対するヒアルロン酸注入の実際

ほうれい線のヒアルロン酸注入時の痛みと麻酔について

ほうれい線のヒアルロン酸注入は注射である以上、痛みを伴います。
痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの場合は特に麻酔を必要としません。

その理由は多くのヒアルロン酸には注入時の痛みを抑える目的で麻酔の成分が入っているからです。

法令線のヒアルロン酸を打つ場合の麻酔法には以下のようなものが挙げられます。

ほうれい線のヒアルロン酸注入の麻酔法
  • 麻酔入りヒアルロン酸の使用
  • マイクロカニューレ使用時の針穴の局所麻酔
  • 表面麻酔(塗る麻酔)
  • ブロック麻酔(眼窩下神経ブロック)

最近はほとんどの場合、内出血を抑えるために先の尖っていない細い針(マイクロカニューレ)を使用して注入することが多いため、その針孔部分は局所麻酔をすることが多いです。

また、マイクロカニューレではなく細い針で注入する場合には皮膚表面に塗る麻酔を20分から1時間程度行ってから注入することもあります。

即効性のある麻酔としてブロック麻酔(眼窩下神経ブロック)を行うこともあります。

これは頬前面から上くちびる付近までの感覚をつかさどっている神経付近に麻酔を注射することによって法令線の感覚も麻痺させるというものです。

ただし、眼窩下神経ブロックは2~3時間程度上くちびるが痺れた状態になってしまうという欠点があります。

注入の流れ

椅子に座った状態でほうれい線の影やシワを確認します。

必要があれば麻酔をします。

マイクロカニューレを使用してヒアルロン酸をゆっくり注入していきます。

左右のバランスをみながら影が浅くなったことを確認して終了します。

感染予防のため針孔は2時間程度触らないようにします。

ほうれい線に使うヒアルロン酸の種類について

ほうれい線に使うヒアルロン酸は硬めのものを使います。

硬めのヒアルロン酸は例えば鼻筋や顎先などの輪郭を出す場合や強い影を持ち上げる場合などに使います。

繊細なシワなどには向いていません。

ほうれい線の場合はほうれい線にかぶさってくる頬のたるみを持ち上げつつ影を浅くする必要がありますので硬めのものを使うことが多くなります。

また、表面のシワも改善する場合には数種類のヒアルロン酸を使い分けることもあります。

ほうれい線に使うヒアルロン酸の量について

ごく軽度の影であれば片側0.3cc程度の量でも効果を出すことが可能ですが多くは0.5~1cc程度必要となることが多いです。

また状態によっては片側2cc程度必要になることもありますが、皮膚の血行を考えて一度にたくさん入れるよりも2回~3回程度に分けて入れることもあります。

どんなにたくさん入れても完全に影を消すことができないこともあるため、顔全体のバランスが悪くならない程度にすることが重要です。

注入後の痛み・腫れ・内出血について

注入後の痛み

注入後に多少のずきずきした痛みを伴うことがあります。少量であればほとんど痛みはありません。

また、明らかにずきずきした強いいたみがあれば医療機関に問い合わせてみると良いと思います。

極めてまれですがヒアルロン酸による血行障害の可能性を否定できないからです。

注入後の腫れ

特に60代以上くらいの方に片側1.5cc程度以上を注入すると頬前面が腫れた状態になることもまれにあります。

その他の痛みや皮膚の色の変化がなければそのまま様子をみて落ち着くのをまちます。

注入後の内出血

内出血による出血斑(いわゆるあおたん)が出ることがあります。

特に針穴付近に赤紫から緑色のような丸い模様がでることがあります。

ときどき注入したエリア付近に500円玉くらいの大きさの内出血斑がでることもあります。

注入直後からでることもあれば3日後くらいに出てくることもあります。

出血斑が出た場合には1週間から2週間程度かかって消失します。

場合によってはメイクで隠す必要があるか、まれにファンデーションを塗っても完全に隠し切れない程度の色が出ることもあります。

ほうれい線のヒアルロン酸注入の効果の持続期間

ほうれい線のヒアルロン酸注入の効果は一般的には半年くらいと言われます。

しかしながら実際に診察をしてみますと数年前のヒアルロン酸が残っていることが多々あります。

ヒアルロン酸が残っていてもほうれい線の影自体が出てきてしまうということはよくあります。

そういった意味では始めは半年前後で減ってきた気になってくることが多いようです。

その後は少しずつ補てんする形で持続期間が長くなってくることが一般的です。

 

ほうれい線に対するヒアルロン酸注入で知っておくとよいこと

ほうれい線治療の三つのアドバイス

完全に消そうと思うとカエル顔に!?

法令線を治療する場合には自然な範囲で影を浅くすることが重要です。

無理をして影を消そう消そうとして追加を重ねていくうちに口回りがのっぺりした印象(カエルのような印象?)になってしまうことがあります。

法令線は元々の骨格の要素が大きく影響しますのでバランスを欠くほどの注入は見た目として逆効果になることがあります。

中顔面のバランスについて

法令線の影のご相談に来られる方の中に、頬前面の低さや通称ゴルゴ線と言われる頬のハの字のくぼみ(中顔面のたるみ)に気づいていないことがあります。

このゴルゴ線と言われるハの字のくぼみ付近は加齢とともに強調されて低くなってきます。

法令線は顔の中でたるみが分かりやすいのでそこばかりに目がいくことがありますが、実際には頬の上やゴルゴ線のボリュームを同時に増やしてあげるとバランスよくなることもあります。これは実はとても重要な考え方です。

そうすることで中顔面の重心が上がったように見えるため、実はたるみが気になっていた原因は法令線ではなく頬の凹みの部分だったという方もいらっしゃいます。

小顔から遠ざかる

注射によるたるみの影の改善はどうしても足し算の治療であるため効果を求めようとすると量が増えてきます。

将来のたるみ予防を兼ねた目的であればそれほど負担の大きくない糸の挿入を併用することである程度量を抑えるという考え方もできます。

ほうれい線のヒアルロン酸注入での留意点

笑うと法令線の一部が微妙に膨らむことがある

無表情では見えなくても笑った時に法令線の影に一致して微妙に膨らんで見えることがあります。

注入の仕方によっては回避することが可能ですが症状によってはどうしても浮いて見えることがあります。

たくさん入れると口腔内からベロで塊を触れることがある

小鼻の横付近の影を浅くするときにかなり量を必要とする場合があります。

表面から見て影が浅くなる様に注入しますが、注入したヒアルロン酸は口の内側方向にも膨らむことがあります。

場合によっては舌でその辺を意識的に触るところころ膨らみを触れることがあります。

特に気にならなければ問題はありません。

ほうれい線に対するヒアルロン酸注入のあり得る副作用・リスク・合併症

法令線に対するヒアルロン酸注入は基本的には安全な施術ですがそれでもある一定のリスクをともないます。

主な副作用・合併症としてアレルギー反応、シコリの出現、血行障害などがあげられます。

血行障害の問題

法令線で特に気にするべき合併症は極めてまれに起こる血行障害です。
注入したヒアルロン酸がたまたま動脈に入ってしまった場合に起こります。
法令線の場合は小鼻や鼻先付近の血行障害から皮膚の壊死という報告が複数あります。
また、最悪は注入したヒアルロン酸が目の動脈に到達して失明となった報告があります。
頻度は極めてまれですが非常に重篤な合併症です。
万が一血行障害が起こってしまった場合にはヒアルロン酸分解注射を行うとともに専門機関への救急搬送が必要になる可能性もあります。
世界の報告では残念ながら失明が回復しなかった例も複数あります。

その他の副作用などについては「ヒアルロン酸注射の安全性と危険性」のページをご覧ください。

(参考)ほうれい線のヒアルロン酸注入の費用

価格は全て税抜価格で表示しています。

ほうれい線のヒアルロン酸注入
価格

1cc ¥60,000