プチ整形の代表格であるヒアルロン酸注射(ヒアルロン酸注入)について、なんとなく聞いたことがあるけどいまいちよく分からないなどあると思います。
ここではヒアルロン酸注入をするとどのような効果が期待できるのか、できることをまとめておこうと思います。
例えば眉間のシワや額のシワなどを浅くすることが可能です。
額のシワや眉間のシワは表情を作ったときのみ出てくる方もいれば、無表情でも存在することもあります。
無表情で存在するシワに対してはヒアルロン酸注射は有効であることが多いですが、無表情では出てこないシワに対してはボツリヌストキシン注射の方が有効である場合が少なくありません。
例えば法令線や通称ゴルゴ線と言われる頬に存在する影をヒアルロン酸注射で浅くすることが可能です。
また、法令線などは影とともにシワにもなっていることが多く、影を浅くするようにヒアルロン酸を注入したときにシワも消えることがあります。
影を浅くしてもシワが消えない場合にはシワに対して直接注射することもあります。
また、生理的な影を無理やり消そうとしてたくさん注入するとかえって不自然は顔貌に見えることもありますので適度に浅くすることが最善であることもあります。
たとえば頬のこけは貧相なイメージを与えてしまいます。
そのような症状にハリを出すように注入することが可能です。
また、手の甲なども加齢性変化とともに血管が浮き出てシワしわになってしまうなどもあります。
手の甲など顔以外にもハリを出す目的でヒアルロン酸を注入することが可能です。
シワや影を浅くすることは若返りにつながる効果ですが、例えば額の丸みを作ったり鼻筋を高くしたり、顎を前に出したりすることが可能です。
ほんの少し形を作るだけでもスマートな印象になったり優しい印象になったりすることがあります。
このように立体感や形を作る目的で使用するヒアルロン酸はやや硬めなものを使用することが多いです。
特に額のヒアルロン酸などはかなり長期間(数年間)効果が維持されている状態をよく見かけます。
また頬のたるみなどでフェイスラインが凸凹している状態をある程度なだらかに見せることもできます。
胸を大きくしたり、おしりを大きくしたりする目的でヒアルロン酸注入を行うことがあります。
胸や臀部に使用するヒアルロン酸は顔に注入する量よりはるかに多い量を注入します。
大体数十ccから300cc程度注入するという具合です。
そのため、あらかじめ麻酔を併用することが一般的です。
目的別に様々な効果を得ることが可能ですが、実際にはこれらの複合的な組み合わせをおこなうことが多いものです。
また、症状の程度などによっては結果に違いが出ることもあります。
ヒアルロン酸注入で友人の法令線が消えたからと言ってご自身の法令線が消えるとは限りません。
また部位ごとに期待できる効果に違いがありますのでその辺は部位別の項を参考になさってみてください。
プラストクリニックのホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
ご不明・ご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。