「顔層美容」とは年齢とともに起こる加齢性変化は皮膚表面に見えるところだけで起こっているわけではなく、顔の奥から起こっていることに着目して、骨や筋肉、皮下組織の全ての層にアプローチしてケアするという考えです。
「顔層美容」という言葉は医療製剤をあつかうアラガン社が人生100年時代の効果的な新美容として提唱している名前になります。
顔の脂肪の減少や筋肉の衰え、骨の収縮など化粧品では届かない「顔層」へアプローチし、トータルフェイシャルトリートメントと捉えています。
目で見える肌の老化としてシワやたるみがありますが、これは皮膚の上だけの問題ではなく、各層で複合的に起こる老化が表面に現れていると考えられます。
表皮 | 肌質 しみ改善 | 化粧品によるスキンケア レーザー治療 |
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真皮 | シワ 溝の改善 | ヒアルロン酸治療 レーザー治療 |
皮下組織 | フェイスライン たるみ改善 | ヒアルロン酸治療 機器による治療 |
筋肉 | 表情じわの改善 | ボツリヌス治療 |
骨 | 骨収縮からのボリュームロスによるしわ、たるみ改善 | ヒアルロン酸治療 |
表情じわやたるみじわなどには個性があります。
その状態やタイプによって処置をすべき「顔層」が異なります。
例えば、表情じわならボツリヌストキシン治療であったり、たるみじわの原因となる顔層のボリューム減少であればヒアルロン酸治療をおこないます。
笑ったり、顔をしかめたりといった人の気持ちに合わせて筋肉が動く動作の繰り返しによって、その人独自の表情じわが刻まれます。
それらの動きを表情を残しながら制限するためにボツリヌストキシン注射を行います。
ボツリヌストキシン製剤は菌そのものではなく抽出された天然んたんぱく質の一つです。
これを注射することで過剰に動きがちな眉間や目尻の表情筋をリラックスさせてシワを改善します。
その人の顔層に合わせて位置や深さ、注入量を決め、顔層美容に役立てます。
人の骨は30代から縮みはじめ、顔の脂肪も減っていきます。
これは立体感の土台が崩れ始めると言い換えることもできます。
具体的には頬のコケや顎・こめかみのへこみ、ほうれい線などの「たるみじわ」が生じます。
これらのボリュームロスをヒアルロン酸注入によって補います。
ヒアルロン酸はどの顔層にもアプローチをすることができ、その場で効果を実感できる治療です。
「顔層美容」の考え方では浅い層への注入でシワや溝を改善し、骨に近い層へアプローチすることでたるみを深部から持ちあげ、ふっくらと張りのある自然な立体感を目指します。
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