マッサージピール

マッサージピールはトリクロロ酢酸を主成分としたピーリング剤です。

一般的にトリクロロ酢酸は例えばグリコール酸などのピーリング剤と比べると作用が強いのが特徴です。

単体のトリクロロ酢酸を皮膚に塗布した場合、かさぶた、皮むけが起きますが、マッサージピールは同時に含まれている低濃度過酸化水素水により、皮膚表面のダメージを過度に起こさないように調整されています。

トリクロロ酢酸は濃度により皮膚の深さへの浸透具合が影響すると言われており、本剤も33%のトリクロロ酢酸により真皮乳頭層という皮膚の深さにまで効果がおよびます。

そのことで、皮膚のシワ改善やハリをつくる効果が期待できます。

また、コウジ酸が含まれているため、美白作用があります。

顔および首の皮膚のハリを出す目的で行います。

（シミに対する効果目的ではありません。）

顔に薬剤を塗布し、なじんだらふき取ります。

マッサージピールのみ行う場合、1回の施術は15分程度です。

続けてケアシスSによる薬剤導入を同時に行う場合には30~40分程度です。

1週間から3週間に1回の施術を5回で1クールと考えます。

1クールでおおむね半年間効果が持続します。

トレチノイン、ハイドロキノンを使用されている方は2週間中止してから施術を受けれます。

活動性のあるニキビは積極的には施術を行っておりません。

ダウンタイムは通常ほぼありません。

・施術中の痛みはピリピリ感がおもですが、場合によっては痛みを感じることがあります。

・施術後に赤みが数日でることがあります。

・施術後に薄い皮むけやかさぶたができる可能性があります。自然に脱落します。