施術名:バッカルファット除去術
副作用・リスク:腫れ、内出血、痛み、左右差、唾液漏、感染、血種など
費用:27.5万円(税込み)
頬の下膨れを気にされている方は非常に多いです。
下膨れの原因は表情筋・皮下組織のゆるみなどありますが、バッカルファット(頬脂肪体)という脂肪の塊も頬の下膨れの原因となります。
特にバッカルファットは口の中に近いところにひとかたまりで存在しているため、頬の肉の減量目的に口の中から取り除くことができます。
その他、頬の下膨れを解消する方法として軽度の表情筋・皮下脂肪のゆるみであれば皮下脂肪を減らす(注射や脂肪吸引)ことや、ある程度の症状があれば引きあげる目的でフェイスリフトなどの方法があります。
バッカルファットを減量することによって頬の膨らみが軽減されます。
主には頬骨(ほほぼね)の下付近からの膨らみの軽減が期待できます。
よく、「口の横に膨らみを取りたい」というご相談をいただくことがありますが、口の真横の膨らみはバッカルファット除去では取れませんので注意が必要です。
通常は細かな浮腫みがひいた段階での評価に3ヶ月程度要します。
バッカルファット除去は頬の膨らみを減量することが目的となります。
皮膚のゆるみに関しては理論上、そのまま残ってしまいますので、そのたるみを同時に糸リフトで引き上げておくことも効果的です。
もちろん、バッカルファット除去はフェイスリフト(皮膚切開リフト)と同時に行うこともよくあります。
口の中に5mm~1cm弱ほどの穴を作ってそのこから取り出すため、顔の皮膚には傷は全くありません。
ですので抜糸は不要です。
術後、2~3日程度おたふくあるいは奥歯の抜歯後のように腫れます。
1週間程度でほとんど落ち着いているように見えますが、わずかな浮腫みが完全にひくには3ヶ月程度かかります。
まれに内出血が頬下付近にでることがあります。
その場合には1~2週間程度で消失することになります。
バッカルファット除去術は膨らみを減らす手術であってたるみがなくなるわけではありません。
バッカルファットによる下膨れで顔が大きく見えている場合には小顔目的としては非常に効果的ですが、かといって口横のたるみまですっきりなくなるかというとそういうことはありません。
頬骨の下からボリュームが減りますが、それが正面から見た時に影に見えることがあります。
極端にいうとムンクの「叫び」のような影と表現されることがあります。
あまり痩せている方は貧相な印象になる可能性があるため慎重に検討された方が無難です。
口腔内からの細菌感染があり得ます。排膿や抗生剤の投与が必要になります。
耳下腺管の出口が口の中にあるためそこを確実に避けて穴を作りますが、組織内での損傷の可能性はゼロとは言えません。(今まで経験はありません。)その場合、赤く腫れが長引くなどが考えられ、耳下腺管の結紮、修復、誘導処置などが必要になることも考えられます。
バッカルファットが存在していたところに血液の溜まりができる可能性があります。その場合には吸引排泄が必要になる可能性があります。
表記は税込み価格となります。
バッカルファット除去 | |
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頬の下ぶくれの原因になる脂肪(バッカルファット)を口の中から取り除きます。 | |
通常価格 | ¥275,000 |
片側は7割のご料金
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